大宝工業株式会社
Pulp Injection Molding
横井秀俊 教授 工学博士インタビュー
東京大学生産技術研究所
 
成形機全体像
パージ後の材料(シリンダ温度90℃)
パージ直後の材料を引張破断。破断面の状態
パルモ(プラモからの造語)プラ金型使用


2005年に、大宝工業が有する特許技術「PIM技術」について、共同研究を依頼し研究方針の決定、精査にとご尽力をいただいています。
2006年には、マルチクライアント参加型研究会「PIMコンソーシアム」を立ち上げ、研究成果の共有などにおいても中心的な役割を担われています。
現在までに、PIM技術について20報以上の学会報告に共同著者として参加されています。


■質問1ー横井研究室でPIMの研究を6年間されていますが、成果をお聞かせ下さい。

最初の技術的課題は生産性の改善でした。研究の結果、従来の1/3程度にまで短縮することに成功いたしました。これにより、樹脂成形品に対する価格競争力が増し、実用化の時代を迎えられるのではないかと思っています。2つ目には、現象の解明が非常に重要でした。そのために、ガラスインサートによる直接的可視化の成功。また、ポイントマーキング法による材料流動の履歴を確認やX線CTを用いた成形品評価技術を固めてきました。これらは成形技術を高める上で非常に重要で、設計技術として既に使用されています。

■質問2ー今後のPIMの展望について

先に申しましたように、成形技術としての確立は相当の応用分野に適用できるまでになってきました。そして成形サイクルは1/3になり樹脂成形と(価格面で)対抗出来るようになってきました。われわれの目的は、環境負荷の大きな樹脂に対し出来るだけ多くの部分を環境負荷の小さな紙基材の材料、それを支えるPIM技術によって世界中に広げようという思いがあります。身の回りにすぐに見えないかもしれませんが、現在たくさんの試作品を抱えていますので、今後爆発的に使われることに期待をしております。また、日本固有の技術ですから。まず日本から、そして世界中にこの技術が広がっていくことを私たちは確信しております。
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